とあるオーケストラの本番で
ドヴォルザークの「謝肉祭」
ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」
ベートーヴェンの「交響曲第7番」
を演奏してきました🔥
いつも1stを吹いてくださる先輩方が
今回は乗られないとのことで
特大大大プレッシャー😇
ベートーヴェンの「交響曲第7番」は、
学生時代にも演奏したことのある
思い出深い曲でした。
回想💭💭💭
ベートーヴェンが大好きになったのは、
ウィーンの短期留学で訪れたハイリゲンシュタット(ベートーヴェンが30代前半に遺書を認めた地)で、ベートーヴェンミュージアムに行った時でした💡
展示の中に、ベートーヴェンがどんな風に音が聞こえなくなっていったのかが分かる、ヘッドホン付きの展示がありました。
↑この鍵盤を押すと、高い音になる程に
晩年のベートーヴェンの聴力に近づいていく
という仕組みです。
どんどん音が聞こえなくなって、最後には
自作の「交響曲第九番」歓喜の歌すら
もんやりとしか聴こえない
展示の前で涙が零れ落ちそうになりました。
ベートーヴェンは「ハイリゲンシュタットの遺書」と呼ばれる遺書を書いていますが、病気と戦うベートーヴェンの人間らしい心情がありのまま綴られています。
同じように苦しむ人々に、希望を与える音楽を作ることが、生きる意味になっていたのだと思うと…
なんて強い魂なのでしょう(;_;)
ベートーヴェン程の絶望ではありませんが、指の神経に不安のある私にとって、ベートーヴェンは今も心の支えです。
そんなこんなで、想い入れの深いベートーヴェンの作品、しかも7番!
1stを演奏させていただける喜びを噛み締め、思いを馳せて演奏しました。
フルートパート🎶
ありがとうございました☺️
オススメはカラヤン指揮のベルリン・フィルの演奏です🤤
ぜひに✨
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